家計を節約したいけどiPhoneも使いたい主婦のための格安SIM

家計節約

スマホ・携帯料金が家計を圧迫していませんか?大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の月の料金は平均すると約7400円になるそうです(MMD研究所より)。私もauで使っていた時はスマートバリューの割引を使っても月に7000円以上していました。ちょっと高すぎますよね…。

最近はUQmobileやY!mobileがかなりCMをやっているので格安SIMの知名度もだいぶ上がってきましたね。案の定うちの奥さんもそれを見て、コレに変えよー!と言われました。

私は半信半疑。そんな美味しい話はウラがあるに決まってます。UQmobileやY!mobileが宣伝している1980円。やっぱり小さい文字で2年目は+1000円になると書いてあるではないか!

そんなわけで他の格安SIMも調べることにしました。奥さんの希望と使用状況としては

  • 今より携帯料金を安くしたい
  • iPhone6Sはそのまま使いたい
  • 電話は月に30分もいかない
  • LINEやFacebook、Twitterをよくやる

こんなところです。

あまり知られていないところは安くても後が怖いので、有名どころをいろいろ比較しているうちにうちの奥さんにぴったりの格安SIMが見つかったので同じ悩みを持つ人へこの記事を書いておきます。

そもそも格安SIMって?

SIMカードは、簡単に言うと通話・ネットをするために必要なICカードです。通常ドコモやau、ソフトバンクなどで売っているスマホに入っています。

格安SIMは、通信会社が大手キャリアの回線を借りて安く通話・ネットを提供しているサービスです。店頭手続きを省いたり、サービスを限定したりすることで料金を抑え、ユーザーに提供しています。最近になって格安SIMの名前が出てきたのは、大手キャリアがあまりに価格競争をしないので、総務省が怒って規制緩和したからです。

安いということは通話やデータ通信の品質も悪いのでは?と思うかもしれません。半分YESで半分NOと言ったところでしょうか。回線自体はドコモやauの回線を使っているので、電話が途切れたりはしませんが、通信速度は遅くなります。

どのくらい遅いかはどの格安SIMかによりますが、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSをやるには十分、動画ももちろん見れます。ただし、お昼の12〜13時頃だけ、一部の格安SIMを除いて通信が重くなるので注意してください。この時間帯は動画や地図アプリなどたくさん通信するアプリは読み込みがやや遅くなります。

ちなみにどのくらい安くなるかというと、うちの奥さんの場合は持っているiPhone6Sをそのまま使って月に約3500円安くなりました。これはどういうプランを選ぶかにもよるので人によっては5000円近く安くなることもあります。

15社以上比較して見つけた主婦のための格安SIM

格安SIMはたくさんの会社が出しているので、全部見ていくのは大変なんです…。でも後で後悔するのも嫌なので15社以上調べて比較しました。

比較した際に重視した点はさきほどの

  • 今より携帯料金を安くしたい
  • iPhone6Sはそのまま使いたい
  • 電話は月に30分もいかない
  • LINEやFacebook、Twitterをよくやる

です。この条件に合ったのがLINEモバイルでした。FREETELとも悩んだのですが、最終的にはシンプルで分かりやすく、馴染みのあるLINEモバイルに決めました。

どれくらい安くなる?

auなどの大手キャリアの料金がややこしいので、表にまとめました。機種代金は抜いています。

月額料金比較 au LINEモバイル 差額
5分以内かけ放題 1700円
データ量3GB 4200円 1690円
インターネット接続料 300円
消費税 496円 135円
毎月割(税込) -1360円
合計(税込) 5336円 1825円 3511円

奥さんはSNSはよく使っていますが、電話はあまりしないのでかけ放題がないLINEモバイルでも問題ありませんでした。長電話するときはLINEの無料通話を使うと言っています。

大手キャリアと比較すると、月に約3500円も安くなります。LINEモバイルはこれに通話料金(20円/30秒)もかかりますが、奥さんはそれほど電話をしないので月に20分電話をしても+1200円程度です。(ちなみに通話料金を半額にする方法もあります。後ほど解説します。)

年間で考えると約42000円も浮くことになります。かなり大きい金額です。

ちなみに、他の格安SIMのデータ量3GBの最安値は約1500円でしたが、LINEモバイルのカウントフリーの機能が強力なので+200円程度の価値はあると判断しました。カウントフリー機能は後で解説します。最終候補のFREETELも料金的にはLINEモバイルとほとんど一緒です。

LINEモバイルに変えたときにこの他にかかる金額
MNP転出料金 3000円
SIMロック解除料 0円
契約解除料(2年ごとの更新月以外に取られる) 9500円
iPhone代金残高
契約事務手数料 3000円
SIM発行手数料 400円
合計 15900円+α

となります。iPhone代金が残っていても使っているうちに元は取れる金額です。2年ごとの更新月が近ければ、それまで待った方が1万円近く節約できるので、待っておきましょう。

更新月の確認方法
更新月は各社、ネットで確認できます。
ドコモ
My docomoの料金プランで確認できます。
ドコモ更新月確認
au
auお客さまサポートの契約情報で確認できます。
au更新月確認
ソフトバンク
My SoftBankの料金プランで確認できます。
ソフトバンク更新月確認

今のiPhoneはそのまま使える?

結論から言うとiPhone6S以降ならどこで買ったiPhoneでも使えます!

ドコモ・au・ソフトバンクで売っている

  • iPhoneSE
  • iPhone6S/6S Plus
  • iPhone7/7 Plus

Appleで売っている

  • SIMフリーiPhone

LINEモバイルではこれらのiPhoneは利用可能です。

LINEモバイルの回線はドコモの回線を使っているので、ドコモで買ったiPhoneならそのまま使えますが、後々のことを考えるとSIMロック解除しておいた方がいいですよ。無料でできますし、あとでやっぱり他の格安SIMに移りたくなった場合に便利です。

au・ソフトバンクで買ったiPhoneは「SIMロック解除」が必要です。SIMロックというのは他の通信会社で使えないようにしているロックのことです。これはauやソフトバンクで簡単に解除できます。

SIMロック解除の方法
店頭でやってもらうと手数料3000円も取られるので、無料でできるネットでやった方が節約できます。

ドコモ
My docomoで、オンライン手続き>SIMロック解除を選び、端末の製造番号(IMEI)を入れるだけです。IMEIはiPhoneの設定アプリ>一般>情報で確認できます。

au
SIM解除の可否判定のページにアクセスして、端末の製造番号(IMEI)を入れて手続きを進めるだけです。IMEIはiPhoneの設定アプリ>一般>情報で確認できます。

ソフトバンク
My Softbankで、契約内容の確認・変更>SIMロック解除対象機種の手続きを選び、端末の製造番号(IMEI)を入れるだけです。IMEIはiPhoneの設定アプリ>一般>情報で確認できます。

SIMロックを解除したら、あとはMNP予約番号を取って準備完了です。

MNP予約番号の取り方
ドコモ
My docomoで、「My docomoサービス一覧」>「各種お申込・お手続き一覧」>「ご契約内容確認・変更」>「携帯電話番号ポータビリティ予約」から申し込みを行います。

au
auは電話でしか受付していないので、0077-75470へ電話してください。

ソフトバンク
ソフトバンクは電話でしか受付していないので、携帯から*5533へ電話してください。

LINEモバイルのメリット

ここで、料金以外のLINEモバイルのメリット・デメリットを説明しておきます。

プランがシンプルで分かりやすい

音声通話SIMの料金プラン
月額料金 データ容量 料金/1GB 最安値との比較
LINEフリープラン
1200円 1GB 1200 +-0円(DTI)
コミュニケーションフリープラン
1690円 3GB 563 +200円(DTI)
2220円 5GB 444 +310円(DMMモバイル)
2880円 7GB 411 +480円(nuro mobile)
3220円 10GB 322 +420円(DTI)

これがうちの奥さんは気に入りました。FREETELは従量制のプランがあったりと少しハードルが高く感じたようです。

LINEモバイルはプランがLINEフリープラン(1GB)コミュニケーションフリープラン(3GB以上)の2つなのでシンプルで分かりやすいです。他の格安SIMはかなりプランが多くでややこしいこともあります。LINEモバイルはプランがシンプルでこれから格安SIMを使ってみようという人にも分かりやすいです。

SNSの通信量が消費されないカウントフリー機能

LINEカウントフリー機能

LINEモバイルのカウントフリー機能とは、LINEなどのSNSの通信量がカウントされない機能のことです。つまりタダで通信できます。

2種類あって、LINEの通信量がゼロになるLINEフリープランLINE・Twitter・Facebook・Instagramの通信量がゼロになるコミュニケーションフリープランがあります。3GBプランはコミュニケーションフリープランになりますね。

これがLINEモバイルの大きな特徴で、SNSをよく利用するうちの奥さんにはピッタリのオプションです。しかも嬉しいのは、例え3GBのデータ量を使い切ってもこれらのSNSは高速通信で利用できるってことです。

SNSは画像や動画も投稿されているので、案外バカにならないデータ量を節約できます。1GB節約できれば、さきほどの+200円も余裕で取り返せます。

このカウントフリー機能、格安SIMではほとんどないオプションですが、迷っていたFREETELにもあります。FREETELはポケモンGOも対象になるのですが、奥さんはやっていないのでここではおあいこになりました。

回線はドコモ、通信速度は「様子見」ランク

ドコモの回線なので、田舎でも繋がりやすい傾向です。電波の強さはドコモと同じなので、ドコモが圏外になるところは圏外になりますが、繋がる場所は一緒です。

ただ、通信速度はどうしてもドコモより遅くなります。遅いとは言っても通常の使用で支障をきたすほどではないのでご安心を。LINEモバイルは2016年後半に登場し、現在はかなり速い通信速度を維持しています。今後速度は低下していくと思われますが、様子見の段階です。

FREETELも速めの部類の格安SIMですが、今のところLINEモバイルほどではありません。長いスパンで見たら同程度に落ち着きますが、不満が出れば他の格安SIMに変えても良いのです。格安SIMは2年縛りがないので乗り換えしやすいです。

LINEの年齢認証が楽にできる

スマホを新しくした時に、LINEの年齢認証が必要なのですが、格安SIMだと年齢認証ができません。LINEが大手キャリアの契約情報から年齢認証するためです。年齢認証しないとID検索が使えなくなります。

しかし、LINEモバイルはLINEの年齢認証やID検索が利用できます。SMSが付いていないプランでもLINEのアカウントを作ることができるので、格安SIMにしてLINEができなくなる!という面倒が起きることがありません。

これはLINEモバイル独自の機能なのでFREETELを含め他の格安SIMではできないことです。大手キャリアを使っていた奥さんは当たり前じゃんと言っていましたが、当たり前のことができないのも格安SIMなのです…。不便するのはこれくらいですけどね。

その他

その他に、月額利用料金の1%がLINEポイントとして貯まります。貯まったLINEポイントはスタンプなどを購入したり、ツムツムなどのゲームで使うことができます。

LINEモバイルを使っていて分からないことがあったら、LINEで聞けるサポートがあります。気軽に質問できて楽なので便利ですよ。

LINEモバイルのデメリット

5GB以上のプランがやや高い

コミュニケーションフリープラン(5GB以上)は他社に比べるとやや高いです。しかし奥さんのようにSNSの利用が中心ならLINEモバイルで3GBを超えることはほとんどありません。

動画をがっつり見る人は5GB以上必要ですが、そんな方は他の格安SIMを選びましょう。動画をがっつり見る人はUQmobileのデータ無制限プランもオススメですよ。

通常の通話をよくする人は割高になる

LINEモバイルは最低限の機能は揃っていますが、オプションが少なめです。特に、通話定額やかけ放題がないので、通話を月に30分以上する人は割高になってしまします。

ただ、楽天でんわDMMトークといった通話アプリを利用すれば、通話代が半額の10円/30秒になります。電話回線を使っているのでLINEの無料通話のように音質が悪かったりはしません。友だちや家族にはLINEの無料通話、私用は通話アプリを利用するという使い方が節約できてオススメです。

その点FREETELはかけ放題のオプションがあるので、通話をよくする人ならFREETELの方がオススメです。

最低利用期間がある

これはLINEモバイルに関わらずほとんどの音声通話SIMに当てはまりますが、だいたい半年〜1年程度の最低利用期間があります。

LINEモバイルの音声通話SIMは13ヶ月以内に解約すると9800円の解約手数料が取られます。とは言っても大手キャリアの2年縛りのように更新月を逃すと9500円取られるみたいな悪質なものでもないので、ご安心を。

FREETELは解約手数料はないのですが、MNP転出料金がその分高めに設定されています。1年使えば両方ともほとんど料金は変わらないです。

店頭で手続きできない

LINEモバイルは大手キャリアのように、店頭で手続きはできません。自分でやるしかないのです。

とは言ってもうちの奥さんができたくらいなので簡単です。次は手続きについて解説しますね。

LINEモバイルの手続き

LINEモバイルだけではなく、格安SIMの手続きは基本的にネットで申し込みをするとSIMカードが届くという流れです。

準備するもの

  • 本人確認書類
  • クレジットカード
  • メールアドレス(キャリアメール以外)
  • MNP予約番号

LINEモバイルに申し込み

LINE申し込み

公式サイトの右上の申し込みボタンを押し、次のページの注意事項を読んで先に進んでください。LINEの申し込みページは分かりやすい作りなので、指示に従って選択・記入していくだけです。

1つ注意点が。iPhoneはナノサイズのSIMなので間違えないようにしてください。

SIMカードの設定

申し込みが完了するとだいたい1週間以内に届きます。

届いたらまず、MNP開通手続きをしてください。0120-889-279に電話すると2時間程度で開通されます。

その後端末の設定をしてください。端末の設定は公式サイトに詳しく載っているので、見ながらやったら間違いないです。SIMピンはクリップを伸ばして使っても大丈夫ですよ。

設定は以上で終わりです!30分もあればできました。

LINEモバイルまとめ

そんなこんなで無事にLINEモバイルにMNPすることができました。

奥さんも大手キャリアの時と変わらずiPhoneを使っています。まぁ使い始めればどこで通信してるかなんて意識しませんもんね。でも月に3500円浮いて二人とも満足しています。

  • 今より携帯料金を安くしたい
  • iPhone6Sはそのまま使いたい
  • 電話は月に30分もいかない
  • LINEやFacebook、Twitterをよくやる

こんな希望・条件を持っている人はLINEモバイルはオススメです。通話を月に30分以上する人はFREETELも考えてみてください。

LINEモバイル
LINEモバイル LINEモバイルはシンプルなプランでSNSに特化しています。
LINEが使い放題になるLINEフリープラン、
LINE・Facebook・Twitter・Instagramが使い放題になる
コミュニケーションフリープランがあります。
他にもLINEの年齢認証が標準でできたり、LINE Payカード
を使ってクレジットカードなしで申し込みできたりします。
これから格安SIMを始めようと思っている人にオススメです。
ドコモ回線
FREETEL
FREETEL FREETELはそこそこ速度が安定していて、
従量制のプランがあり、無駄なく容量を使えて結果的に料金も
節約できます。最低データ量が100MBで299円〜と安いので
とりあえず維持したい場合にもオススメです。
またカウントフリー機能も強力で、SNSをよく使う人なら
だいぶデータ量を節約できます。
ドコモ回線